キハダ_(植物)についてです。
2007/11/14 日記<キハダ_(植物)>
キハダ_(植物)
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学名
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''Phellodendron amurense''
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和名
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キハダ
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英名
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Phellodendron Bark
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キハダ(黄膚、黄檗、黄柏。学名 ''Phellodendron amurense'')はミカン科の落葉高木である。アジア東北部の山地に自生しており、日本全土でもみることができる。
特徴
樹高は10m〜15m程度で、20m以上になるものもある。キハダの葉は、対生葉序(たいせいようじょ)で奇数羽状複葉(きすううじょうふくよう)である。5月末〜7月初旬にかけて、円錐花序の小さい黄色い花が見られるようになる。樹皮はコルク質で、外樹皮は灰色、内樹皮は鮮黄色である。この樹皮からコルク質を取り除いて乾燥させたものは、生薬の黄檗(おうばく、黄柏)として知られ、薬用のほか染料の材料としても用いられる。
生薬としてのキハダ
樹皮をコルク質から剥ぎ取り、コルク質・外樹皮を取り除いて乾燥させると生薬の黄柏となる。黄柏にはベルベリンを始めとする薬用成分が含まれ、強い抗菌作用を持つといわれる。主に健胃整腸剤として用いられ、陀羅尼助、百草などの薬に配合されている。また強い苦味のため、眠気覚ましとしても用いられたといわれている、また黄連解毒湯、加味解毒湯などの漢方方剤に含まれる。日本薬局方においては、本種と同属植物を黄柏の基原植物としている。
染料としてのキハダ
キハダは黄檗色(きはだいろ)ともよばれる鮮やかな黄色の染料で、黄色に染め上げる以外に赤や緑色の下染めにも利用される。なかでも、ベニバナ|紅花を用いた染物の下染めに用いられるのが代表的で、紅花特有の鮮紅色を一層引き立てるのに役立っている。なお、キハダは珍しい塩基性の染料で、酸性でないとうまく染め上がらない。このため、キハダで下染めをした後は洗浄を十分にする必要がある。
木材としてのキハダ
キハダの心材も黄色がかっており、木目がはっきりしているため、家具材などに使用される。ただし軽量で、軟らかいため、あまりにも強い荷重がかかる場所には向いていない。一部で桑の代用材として使用される場合がある。その場合には、桑と区別するために「女桑」と表記される。
参考文献
原色牧野和漢薬草大図鑑 著者:岡田稔ほか 出版社:北隆館 ISBN 483260810X
山渓カラー名鑑 日本の樹木 編者:林弥栄 ISBN 4635090175外部リンク
http://www.hougi.org/hougi.nsf/pages/sub0821
日中医薬研究会 キハダ
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