クコについてです。
2007/11/13 日記<クコ>
クコ
クコ(枸杞、学名:''Lycium chinense'')は、中国原産のナス科の落葉低木。食用や薬用に利用される。日本や朝鮮半島、台湾などにも移入され、分布を広げている外来種でもある。
特徴
枝は長さ1m以上、太さは数mm-1cmほどで、細くしなやかである。地上部は束状で、上向きに多くの枝が伸びる。枝には2-5cm程度の葉と1-2cm程度の棘が互生するが、枝分かれは少ない。垂直方向以外に地上にも匍匐茎を伸ばし、同様の株を次々と作って繁茂する。海岸、河原、田畑の畦、空き地の周囲など、人の手が加わりやすく、高木が生えきれない環境によく生える。ある程度湿り気のある水辺の砂地を好む。性質は丈夫であり、しばしばハムシの一種トホシクビボソハムシ(''Lema decempunctata'')の成虫や幼虫が葉を強く食害したり、何種類かのフシダニが寄生して虫こぶ|虫?だらけになったりするが、それでもよく耐えて成長するし、乾燥にもよく耐える。一旦定着すると匍匐茎を伸ばして増え続け、数年後にはまとまった群落となることが多い。開花期は夏-初秋で、直径1cmほどの小さな薄紫色の花が咲く。果実は長径1-1.5cmほどの楕円形で、赤く熟す。
利用
果実は酒に漬けこんでクコ酒にする他、生食やドライフルーツでも利用される。また、柔らかい若葉も食用にされる。クコの果実、根皮、葉は、それぞれ枸杞子(くこし)、地骨皮(じこっぴ)、枸杞葉(くこよう)という生薬である。ナガバクコ(学名''Lycium barbarum'')も同様に生薬にされる。
枸杞子は、血圧や血糖の低下作用、抗脂肪肝作用などがある。精神が萎えているのを強壮する作用もある。また、視力減退によい、抗がん剤や放射線の副作用を抑制すると言われている。
地骨皮は、抗炎症作用、解熱作用などがある。清心蓮子飲(せいしんれんしいん)、滋陰至宝湯(じいんしほうとう)などの漢方方剤に配合される。
枸杞葉は、血圧の低下作用などがある。クコ茶にする。
画像:W kuko5021.jpg|葉
画像:クコのドライフルーツ.jpg|果実のドライフルーツ
参考文献
「川の生き物図鑑 鹿児島の水辺から」鹿児島の自然を記録する会編 南方新社 ISBN 4-931376-69-X
フィールド総合図鑑「川の生物」 財団法人リバーフロント整備センター編 山海堂 ISBN 4-381-02140-1
comment(" >0) trackback(" >9)